Anyware Standard Agent for Linux 24.07
このガイドは、HP Anywareの一部としてStandard Agent for Linuxを展開しようとしている管理者を対象としています。ファイアウォールの規則の設定など、Linuxの規約やネットワークの概念に関する十分な知識があることを前提としています。
Standard Agent for Linuxについて
Standard Agent for LinuxはHP Anywareの一部です。これを使用すれば、仮想Linuxデスクトップまたはカスタム アプリケーションをリモート ユーザーに提供できます。エンド ユーザーは、Anyware Clientを使用して仮想デスクトップに接続します。接続は、直接または接続ブローカーを介して行われます。
Anyware Standard Agent for Linuxの一般的なエンド ユーザーとしては、Linuxデスクトップを必要とするが、GPUを利用するハイエンドのグラフィックス アプリケーションは必要としない、タスク ワーカーおよびナレッジ ワーカーが挙げられます。
Standard Agent for Linuxには、次のコンポーネントが必要です。
- リモート クライアントにデスクトップを提供するホスト マシン。ホストは、データ センターまたはクラウドに存在する仮想マシンである必要があります。詳しくは、「システム要件」を参照してください。
- ホスト マシンにインストールされたAgentソフトウェア。
その他のコンポーネントに関する詳細情報
このガイドでは、Standard Agent for Linuxについて説明します。
PCoIPエコシステムで用いられるすべてのコンポーネントに関する詳しい情報(アーキテクチャー図、展開のヒントなど)については、以下のドキュメントを参照してください。
HP Anywareのアーキテクチャーと説明:
PCoIP Clientについて詳しくは、以下のいずれかを参照してください。
- Anyware Client 24.07 for Windows - 管理者ガイド
- Anyware Client 24.07 for macOS - 管理者ガイド
- Anyware Client 24.07 for Linux - 管理者ガイド
- Tera2 Anyware Zero Client 24.07 - 管理者ガイド
HP Anywareのライセンスについて詳しくは、「Licensing FAQ」を参照してください。Anywareシステムのほとんどでクラウド ライセンスが使用されています。ローカル ライセンス サーバーを使用するシステムについて詳しくは、以下のガイドを参照してください。