Graphics Agent for Linux Administrators' Guide
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診断の実行

各 Anyware コンポーネントはログファイルを作成し、更新します。ログファイルは、システムが使用されているとき、その活動を記録します。Anyware システム内のほとんどのトラブルシューティングは、これらのログファイルを検証し、エラー状態またはシステムが正常に動作しない理由を説明する他の兆候を探すことによって開始されます。

Linux およびその他 Anyware コンポーネント用グラフィック エージェントのログファイルは 、特定のディレクトリに保存されます。

注記: サポート対象のログファイルを束ねる

HP サポートに関する問題を調査する際、システム ログファイルを含むサポート ファイルを提供する必要があります。手順はここで説明 します。

エージェント ログファイルを探す

Anyware エージェントのログファイルは、デフォルトで以下のディレクトリにあります。インストール中にエージェントの場所を変更した場合は、代わりにログファイルがカスタムの場所になります。

コンポーネント ログファイルの場所
エージェント /var/log/pcoip-agent/agent.log
セッションランチャー /var/log/pcoip-agent/session-launcher.log
サーバー/ユーザー /var/log/pcoip-agent/server.<user>.log

注記: サポート対象のログファイルを束ねる

HP サポートに関する問題を調査する際、システム ログファイルを含むサポート ファイルを提供する必要があります。手順はここで説明 します。

ログ語の設定

各 Anyware コンポーネントにより診断ログメッセージが生成されます。デフォルトのログレベルは、Production デプロイメントでの使用が推奨されます。特定の問題をトラブルシューティングする際、オペレーティングシステムサポートサービスは、システムの特定の部分から詳細な情報を得るために、イベントログの説明レベルの調整を推奨することがあります。

注記: これはグローバル設定です

pcoip.event_filter_mode指令はグローバル設定であり、すべての Anyware コンポーネントの出力レベルに影響を及ぼします。

ログ語レベルを変更するには、pcoip-agent.confファイルにpcoip.event_filter_mode指令を設定します。手順については、PCoIPイベントログの説明を参照してください。

ログ回転

Linux エージェントのログファイルは logrotate により管理されます。ログファイルの回転を管理するには、以下のファイルを編集します。

  • /etc/logrotate.d/pcoip-*
  • /usr/share/pcoip-agent/pcoip-server.logrotate

セッションログIDs

各 PCoIP セッションの開始時に、Anyware クライアントにより固有のセッション ID が生成され、すべての接続された Anyware コンポーネント (Linux用グラフィックスエージェントを含む) に渡されます。エージェントによって生成されるログメッセージには、このセッションIDがプレフィックスされ、簡単に特定できるようになります。 Anyware コンポーネントが1回のセッション中に生成されるすべてのログメッセージは、以下のWINDOWS-4122形式の同じセッションログIDでプレフィックスされます。

yyyy-mm-ddThh:mm:ss.ffffffZ xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx > …

例えば：

2015-11-06T08:01:18.688879Z 4208fb66-e22a-11d1-a7d7-00a0c982c00d > …

特定のセッションに関係ないログメッセージは、セッションログID番号の代わりに、ゼロの文字列で表示されます。

Anyware コンポーネントが PCoIP クライアントからセッション ログ ID を受信しない場合、または不正な値を受信すると、新しいセッション ログ ID が生成され、システムの他のコンポーネントに配布されます。

Last updated: Wednesday, November 20, 2024